新年度になり約1ヶ月が過ぎましたね。
みなさんいかがお過ごしですか?
学年が上がり新しいクラスメイトと出会った人。
学校が変わった人。
新社会人の人。
色々な方がいらっしゃると思います。
そしていまの気持ちも色々でしょう。
楽しいワクワクした気持ちの方がいる一方で
不安やストレスに悩まされている方もいらっしゃると思います。
私は今回は「いましんどい」と思っている方に伝えたいことを書きます。
半年前の私
私は半年前、心が病んでしまったことがありました。
いまの私からは考えられないほど暗くて気力もなくて夜も眠れなくて毎日泣いていました。
HSP(最近では“繊細さん“と呼ばれています)である私は一緒に働いている社員さんや先輩の言動や些細なことを気にしすぎてずっと萎縮していました。
例えば、私のことを見ながらコソコソ話していたり誰かの悪口を言っているのを聞いてしまって、まるで自分のことを言われているかのように嫌な気分になっていました。
このように相手の目線や仕草や機嫌を常に気にしながら仕事をするという日々が続いていました。
そして私は元々ネガティブ思考で自分で自分の出来ていないところを否定してしまう性格なので、さらに社員さんや先輩から注意を受けるともう自分を信じられなくなったり、更に自分を責め続けてしまいました。
しかし誰に相談したらいいかもわからず、ずっと一人で抱え込んできました。
すると終いには、体調も壊し心も壊してし、毎日生きるのが辛いとまで思ってしまいました。
私を救ってくれた考え方
そんな私を気にかけてくれた家族や彼氏がたくさん支えてくれました。
私の悩みを聞き出そうと少しずつ少しずつ「今日はどうだった?」というように毎日聞いてくれて私が話しやすい環境を作ってくれました。
そしていろいろな考え方を教えてくれました。
私を救ってくれた考え方をみなさんにシェアしたいと思います。
“できた”を数える
私は毎日寝る前に「反省会」をしてしまっていました。
例えば、「今日はこれもできなかったな」「あれも終わらなかったな」「いつになったら成長できるんだろう」というようにいつも「できなかった」を数えていました。
この考えはときには必要ですが、自己肯定感を下げてしまう原因の一つともなります。
私はこれで自己肯定感がグンッと下がりました。
そこで彼氏が教えてくれたことは
「”できた”を数える」
ということ。
1日を振り返ってみたら実は”できた”がたくさんあることがわかりました。
「朝遅刻せずに起きられた」「ちゃんとお仕事に行った」
まずお仕事に行くだけでもこの2つができたのです。
そして
「たくさんのお客様にサービスをお届けできた」「昨日できなかったことが今日は少しできた」
というように自分では「こんなの出来て当たり前だよ」と思っていることでも”できた”に数えるのです。
そうすると少しずつポジティブなところに目がいくようになり、自分に自信がつくようになっていきます。
自分が正しいと思うことを自信をもってやる
働いているときに社員さんや先輩の目を気にして
「これであってるかな」
とか
「これしたいけどやったら違うって怒られたりしないかな」
というように、お客さまを笑顔にすることが私の仕事なのに社員さんや先輩の機嫌を取ることを最優先に考えるようになってしまい、本当に私がやりたいことができないということがよくありました。
そのように悩んでいたとき、父が教えてくれたのが
「自分が正しいと思うことを自信をもってやる」
という考え方です。
この考えに従って行動するほうが結果がどうであれ自分の責任だし、それがいい結果ならなおさら嬉しさが増します。
「このやり方の方がお客さまが笑顔になる!」
というように自分の考えが正しいと思ったときは一旦周りの目は気にせず、自信を持ってトライしてみましょう。
まあこんな日もあるわいな
24時間365日、ずーっと楽しいわけがない。
ずーっと自分の思うようになるわけがない。
それは今まで23年間生きてきてわかってはいるもののやっぱり期待してしまう。
「こういうふうに上手いこといかないかな」
とか
「誰々がこうしてくれないかな」
とか。
でもそんな自分の思うようにいかない日だってもちろんある。
むしろそういう日の方が多いかもしれない。だからこそなにか上手くいった日や一緒に働いている人と楽しく過ごせた日は
「今日はいい日だな」
と感じられると思う。
だから「今日はなんだかあんまり楽しくない」
と思ったのならそこで気を落としてしまうのではなく
「まあそんな日もあるわいな」
と開き直ってみる!
そう、開き直ることが大切。
考え込んでしまう人、自分を責めてしまう人、落ち込みやすい人などは特に「開き直る」という考えを持ってみることも大切です。
私は物事をすごくネガティブに捉えて考え込んでしまうので
「まあこんな日もあるわいな」
というとっても開き直った考え方には何度も救われました。
これはスーパーポジティブな彼氏から教えてもらった考え方です。
「今日は失敗しちゃったな」
と思ったら
「まあこんな日もあるわいな」
と開き直ってまた明日克服してみよう!と前向きに捉えてみてください。
自分のことは自分でしか守れない
辛い。しんどい。苦しい。もうなにもしたくない。
こんなふうに思ったとき
誰が自分に助けの手を差し伸べてくれるのだろう。
「誰か助けて」
と叫びたい。でもその声が出ない。
きっと助けてと言ったら誰かは助けてくれます。
家族や友達や同僚や先輩など。
けれど結局は「自分のことは自分でしか守れない」のだと知りました。
家族が心配してくれて
「大丈夫?」
と気にかけてくれても
自分が心を前向きにしなければその「大丈夫?」という優しい心にも気付けない。
毎日毎日自分を責めて苦しんで笑顔が消えてしまうのは楽しい人生とは決して言えない。
私がこのような生活を送っていたとき
一緒に働いていた先輩が
「自分のことは自分でしか守れないんだよ」
と教えてくれました。
苦しくても辛くても前向きに心を向けてあげるのも自分次第。
ここではもう頑張れないと思ったのならその心を信じてあげるのも自分次第。
ボロボロになってしまった心を優しく守ってあげるのも自分次第。
全ては自分次第なのだということをその先輩は教えてくれました。
「自分のことは自分でしか守れない」
という考え方は私に自分と向き合う機会をくれたのと同時にこれからの人生に対しての勇気をくれました。
辞めるという選択肢を持つ
今の環境にいることがしんどいとき
思い切って「辞める」という選択肢を持ってみましょう。
これは私の父と兄が教えてくれたこと。
ずっと同じところで働き続けなければいけないわけではないし、「もうここで学ぶことはない」と思ったら辞めることを考えても大丈夫。
辞めることは悪いことなんていう考えはありません。
辞めることは新しいスタートを切ることです。
思い切って「辞める」という選択肢を持ってみましょう。
少しは心が軽くなりませんか?
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございます。
新年度になり色々と環境が変わった方もたくさんいらっしゃると思います。
今までの生活から一変して心も乱れてしまうこともあるでしょう。
そんなときは私がご紹介した5つの考え方をぜひ思い出してみてください。
1.”できた”を数える
2.自分が正しいと思うことを自信をもってやる
3.まあこんな日もあるわいな
4.自分のことは自分でしか守れない
5.辞めるという選択肢を持つ
これらを頭の片隅に置いておくだけで少し前向きになれたり勇気を持つことができると思います。
みなさんの今年度が昨年度よりも笑顔になれる機会が増えますように。
これからもみなさんの人生がより豊かになれるようなブログを書いていきますので楽しみに待っていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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